メールマガジン「ベトナム株情報」 VOL.35
2009.7.21
 
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平均値、前日比、前日比(%)、売買高、時価総額が表示されます。
なお、株価収益率、外国人[買][売]成立、国人保有率、
業種、銘柄をクリックしていただくとご覧いただける各銘柄のマーケット情報
については、只今準備中です。
完成次第、本コーナーにて追ってお知らせいたします。
 
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CONTENTS●
 
01. 銀行業、困難多いながら発展の可能性は高い
02. カテゴリー別 週間☆アクセスナンバーワン!ニュース
  (7月13日~7月19日)
      セレクト<見る素材>
      証券全般
03. 噂のうわさ話
      市場全体の巻
04. サイゴン・街角風景
   「
ニューデザイン登場!

 
 
01. 銀行業、困難多いながら発展の可能性は高い
 
 1) 貸付成長率の上昇は不良債権化のリスクも

   世界を襲った経済危機はベトナムの銀行業にも悪影響を及ぼしている。2007年
度貸付成長率は53.8%であったが、2008年度には20.4%に下落した。

   そして2009年の年初2ヶ月間も貸付成長率は僅か0.54%に留まっていた。しかし、
金利支援策が打ち出されたとたん、状況は逆転した。3月末時点での貸付成長率
は2.67%であったが、6月末には17.01%に上昇した。

   しかし同時に、不良債権比率の上昇が懸念されるようになっている。

   2) 調達コストは増加も、資金調達は伸び悩み

   2009年度上半期には調達資金も大幅に増加したが、貸付額には及ばなかった。
その資金は株式市場や不動産市場など、預金市場より魅力的な市場へと流出
していった。一方1月には預金金利は年利およそ6.9%であったが、5月には8.8%
に引き上げられた。上限金利は年利10.5%(基準金利7%の150%相当)であるが、
6月半ばには預金金利をおよそ10%に引き上げる銀行も現れた。

   貸付金利はやや下落する傾向にあるため、預金金利と貸付金利との差は更に縮
小している。

   3) 海外銀行との競争

   現時点では設立が認可された海外銀行は5行ある(香港上海銀行・スタンダード
チャータード銀行・ANZ銀行等)。銀行システム全体の資金の10%を保有している
海外銀行は今後国内銀行と平等に競争できる立場に立つと考えられる。

   競争が激しくなるのは当然のことであり、3~5年後には一段と激化しているだろう。

   4) 小規模銀行の買収合併・解体

   WTOへの加盟誓約として、ベトナムの銀行は自己資本率を確保することが必須と
なった。これにより、能力不足の銀行は解体されるか、或いは吸収合併されること
になるだろう。

   2008年末時点では資本金1兆ドン(約50億5,050万円)以上を確保できないため、
営業を中止しなければならない可能性がある銀行が9行あった。しかしその後、それら
の銀行は増資を行った。2010年までに最低資本金3兆ドン(約151億5,150万円)を
確保するために、増資を促進しなければならない銀行は21行ある。

   5) 短期間での増資による株式の希薄化

   自己資本比率を確保するために最低3兆ドンに増資しなければならない銀行の数は、
銀行システム全体の半分を占めている。そして銀行の株主は今後、希薄化現象に
直面しなければならない。

   更に2010年までに自己資本比率8%を確保するために、資本金が3兆ドン以上ある
いくつかの国営銀行もまた増資を行わなければならないだろう。

   6) 困難な状況、にもかかわらず高成長を遂げる

   GDP成長率が高く、市場開拓率が低く、都市化が迅速に進んでいるために、ベトナム
銀行業は高成長を遂げる可能性が高いと見られている。個人口座の開設が大幅に
増加しているが、それでも依然およそ1,500万口座に留まっており、これは全人口の
20%程度に過ぎない。

   現在はまだ金融商品・サービス共に限定さられているため、今後は大幅に成長する
ことが期待されている。

   代表的な商業銀行として、アジアコマーシャルバンク[銘柄コード:ACB]サコムバン
ク[銘柄コード:STB]
があり、国営銀行としては、ベトコムバンク[銘柄コード:VCB]や、
ベトインバンク[銘柄コード:CTG]が株式上場している。

   ※これはキムエン証券(CTCK Kim Eng)が執筆した参考用の記事です。

   Dien dan chung khoan, Dau tu chung khoan, 17/7/2009

 
02.カテゴリー別 週間アクセスナンバーワン!ニュース
(7月13日~7月19日)

 
このコーナーでは、前週のベトナム株情(
http://www.viet-kabu.com)カテゴリー別アク
セス数No.1の記事を皆様にご紹介いたします。
ほかの読者はいったいどのような記事を読んでいるのか・・・?気になるところですね。
 
それでは、さっそくまいりましょう~。
 

セレクト<見る素材>
PERの低い銘柄を探す
[2009/07/17 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news_d/vietselect/090717025241.html
 
  株式市場が調整局面に入ったことにより、多くの株価は下落し、2009年度予測PER
(株価収益率)が、6~7倍程度になって来ている。現在の価格で購入すれば、年末に
上半期のような利益率を達成できる可能性もある。

   投資決定を下す際、財務指数が良好で、売上高・利益が安定しており、管理能力が
高く、そしてPERが合理的な銘柄を選出することが基本となる。

   長期的投資のためには、PERが6~7倍の株式を購入すべきであると多くの専門家
はアドバイスしている。

   VNダイレクト証券は、株価2万2,800ドンであれば、カインホイ[銘柄コード:KHA].の
PERが5.8倍程度であると指摘している。2009年度配当は額面比15~20%の予定
である。

   時価総額が3,000億ドン(約15億1,520万円)以上、直近4四半期のPBRが1.5倍以下、
2009年度予測PERが10倍以下、と言う条件を満たす企業も数社ある。中でも、ノース
キンド食品[銘柄コード:NKD]
ビナスン[銘柄コード:VNS]に注目すべきだとVNダイレクト
では指摘している。

   3万300ドンの株価でNKDの2009年度予測PERは6.21倍となり、3万4,700ドンであれ
ば、VNSの2009年度予測PERは8.74倍となる。

   一方、サイゴン証券[銘柄コード:SSI]
・・・・
 
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セレクト<見る素材>
投資チャンスは8月か
[2009/07/15 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news_d/vietselect/090715015506.html

  資金を保有している投資家はより明確な兆しを待つべきであり、8月にはVNインデックス
が400以下に下落する可能性もあるが、その時期が合理的な買い時とエクシムバンク
の投資部のディン・テ・ヒエン博士は見ている。

   以下は同氏へのインタービューである。

   記者) 年初来高値を付けた後、VNインデックスには調整が入っていますが、多くの
ブルーチップ銘柄の株価も大幅に下落しています。これまでのベトナム株式市場の
動向をどうご覧になっていますか?

   ヒエン博士) VNインデックスは1年前の動きを繰り返しているようです。ブルーチップ
銘柄とペニーストック共に過熱しましたが、急騰した感が強かったと思います。こうした
後に調整局面に入るというのは当然のことだといえるでしょう。

   記者) 最近は株式市場での流動性が非常に低下して来ていますが、株式市場から
資金が流出しているのではないかと懸念されています。どうお考えでしょうか?

   ヒエン博士) 低迷時期に流動性が低下するのも当然でしょう。利益への期待が実現
しなければ、預金や不動産、金地金などの投資先に転向するのも無理はないと思い
ます。

   また、銀行で証券担保貸付が厳粛に監督されるようになることで、借入金を返済する
ために、多くの投資家が株式を売却することも考えられることです。

   しかし・・・・

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証券全般
ベトナム初の日系証券会社・さくら証券が営業を開始
[2009/07/15 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news_d/general/090715020720.html
 
  さくら証券株式会社(Cong ty co phan chung khoan Hoa Anh Dao - Sakura Securities)
は7月4日、ホーチミン証券取引所(HOSE)で取引資格認可を取得し、営業を正式に
開始した。

   さくら証券は日本及び香港企業の出資率が49%を占めている。日本の経営システム
を適用するベトナムで初めの証券会社となる。

   さくら証券

   ・本社住所:2 Hoang Quoc Viet Street, Cau Giay District, Ha Noi City
   ・資本金:410億ドン(約2億700万円)
   ・事業内容:証券ブローカー業務・・・・
 
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03.噂のうわさ話
 
※くれぐれもお取り扱いにご注意ください!!
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか?いろいろと推察しながら、
しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、毎週有料会員向
けに配信しているメールマガジン「ベトナム株通信」の過去記事をご提供いただい
たものから「ベトナム株情報」が独自に選んだ、おもしろい噂を組み合わせて掲載
しています。
 
グローバルリンクアドバイザーズ株式会社については、こちらをご覧下さい。
http://www.gladv.co.jp/adv/in/index.php?s=vietnam
「ベトナム株通信」については、こちらをご覧下さい。
http://www.viet-kabu.com/magazine/ad/global/index.php
  
______________________________
 
ベトナム現地投資家のうわさ話・
市場全体の巻!
(2009年7月3日発行ベトナム株通信第760号より)
______________________________
 
 7月に入るとすぐにこうした噂がありました。噂というよりは的確な状況把握といっても
よかったのかもしれません。投資家心理に芽生えたマクロ経済への懸念が、表面化
して来たことで、現在は調整が一段と進んでいるという見方も出来そうです。
 
市場全体■↓
 
 証券市場の動きを警戒する必要がある、と思われる理由は次の通り。

   1)政府の景気刺激策の80億ドルの一部は証券市場に流れている可能性が高い。
景気刺激策が実施された後で、活性化したのは証券市場しかない。回収されればそれ
までである。

   2)金利支援のための17兆ドン(約885億4,200万円)は外貨準備が使われた。これを
もし年間予算から捻出することになると、財政赤字は政府が提案したGDPの8.5%では
なく、10%以上となる可能性がある。マクロ経済に懸念あり。

   3)金利支援(4%)の対象となる貸付をおよそ450兆ドン(2兆3,438億円)とすると、貸付
成長率は40%~50%となる計算だ。そして、5月末までの金利支援による貸付残高が
310兆ドン(約1兆6,146億円)となったため、貸付成長率は26%に達しなければならない。
しかし、国家中央銀行は貸付成長率10%しか増加しなかったと発表した。なぜか?企業
は借り入れた資金を以前の負債返済にあてたからである。そのため、銀行システムの
貸付残高はそれ程増えず、不良債権比率は短期的に減少した。しかし、その借入れを
返済できなければ、新たな不良債権が発生する。

   4)借り入れた資金を生産販売活動に投入する需要がない企業は、以下の目的で使用
する。
   ・7%~8.5%の金利で他の銀行に預金する。これでは本来の目的を果たし得ない。
   ・証券市場と不動産市場などの投資先に投入する。これにより、証券市場と不動産市場
は短期に活発化する可能性があるが、借入金を返済できなくなると証券市場と銀行システム
に悪影響が出る。これが何兆ドン規模に膨らめば、倒産する銀行が出る可能性も高くなる。

   5) 4月・5月・6月のCPI(消費者物価指数)が上昇して来ているため、インフレが懸念される。
ただそうなると金融緩和政策を維持することが出来なくなる。

   こうしたことに加えて、マクロ経済が安定して来ているという確固たる根拠がなくても、どん
どん証券市場に上場する銘柄が増えているのも危険だ。

 

04.サイゴン・街角風景
 
毎週、ベトナムのほのぼの写真をお届けいたします。
今週は「ニューデザイン登場!です。
 


 

ホーチミン市のあちらこちらに、『ゴミ箱』が設置されて久しいが
1ヶ月ほど前から、新デザインのゴミ箱が登場!
トレンドを取り入れたオーバル形で、上部には灰皿が2箇所
設けてある。
胴部には『街をきれいに』のメッセージにアーバンシティを意識
したイラストのあしらいだ。
9月23日公園にて。
 
(photo by C*M)
 



今回は、ここまでです。
 
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベトナム株情報」を宜しくお願いいたします。
______________________________
 
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